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沈没船の引揚げには莫大な費用がかかります。文献や資料、科学的調査に始まり、実際に沈没船の存在位置が推測されたとしても、海底を探査し発見するまでの過程には陸上とは比べ物にならないほどの時間と労力がかかります。かといって、ようやくユネスコによる水中文化遺産保護条約が発効されたような現段階では、水中考古学というマイナーな分野に補助金などの国家予算がつくことはとうてい期待できません。 |
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| 私たちは世界中の海に眠る歴史的沈没船の引揚げに従事していますが、投資家の人々に充分な分配金を渡すためには、ある一定以上の財宝を積んだ船も引揚げることが必要となります。例えば大航海時代(15世紀半ばから17世紀半ば)の沈没船がそれにあたります。ヨーロッパ諸国が植民地と交易ルート拡大を目指し、競って世界に進出したこの時代の船には、文化的・歴史的また金銭的にも非常に価値の高い財宝を抱えたまま海に沈んだものが多く、今も大西洋やカリブ海の奥深く眠っています。調査の要となる古文書が膨大に残されている時代でもあり、これらを解読・分析することによって沈没船と沈没地点は特定しやすくなります。またこの時代の船を探査する過程において、さらに古い歴史的沈没船の発掘につながることもあり、大航海時代の船の引揚げは、水中考古学の観点から見ても深い学術的意義を持っています。 |
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「発掘活動により、眠ったままの歴史的文化遺産を現代に蘇らせること」に使命感を持っているマークス氏ですが、彼はさらにサルベージ事業を通じて沈没船の引揚げが実施される国や地域の活性化も同時に目指しており、一攫千金を狙うトレジャーハンターたちとは異なる高い志をもつ人物です。
私たちRSTはこのようなマークス氏の理念と志を共有し、単なる商業的サルベージではなく、海洋環境に配慮しながら水中考古学への学術的貢献や国際的な社会貢献を目指す企業です。ユネスコ水中文化遺産保護条約の精神を尊重し、「海中に眠る貴重な歴史的文化財の保護」をモットーに法的手続きや許可を得たうえで引揚げをおこないます。引揚げた水中文化遺産は考古学的検証をし、保護すべきものは公的財産として保護していく所存です。




